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間に刺された男 氏
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かわいい目してるな(かわいいめしてるな) 遊戯王ZEXALⅡの記念すべき一話目にて、風魔のパンチを顔面で受け止めた際にギラグが発したセリフ。 (「オレは好きなんだよな」「怯えた小動物のような目をしたヤツが」と続く) 自分の人間離れした身体能力に恐怖を感じている相手に対する優越感から来るものだろうが、 ガタイのいいおっさんがおっさんに対して「可愛い目」だの「好きなんだよな」だの発言したおかげで、 多くの視聴者にアッチ系の印象を与えてしまった。
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――休憩中にて―― 闘真「由宇は体育祭に出ないの?」 伊達「闘真君。いくらこの学校といえど、コレを放つわけにはいかん」 闘真「そんな、せめて足枷くらい――」 由宇「気にするな。それにこの学校は見てるだけでも充分。ここの人間や機械には遺産技術が使われていないのかと小一時間…ん?」 闘真「どうしたの?由宇」 由宇「伊達!なぜレプトネーターがグラウンド整備をしている!?」 伊達「心配するな。あれは我々が再設計したものだ。暴走の危険性は――」 ドオォォォォォォン 闘真「あ。上条君にレールガンが…」 伊達「まさか!?」 由宇「くっ!伊達!早く私の枷…を?」 一方「殺ォォォォォす!!てめェ俺の弁当をォ!!!」 桜「うわっ!ドクロちゃん、早く上条くんを!」 ドクロ「うん!」 潤「どいてくださーい!!」 ズババババババババ 潤「アハハハハ!!何か楽しそうですねぇ!!」 ドクロ「あああっ!桜くんが極厚チャーシューのように輪切りに!?」 一方「殺ォォォォォす!!!」 血の気の多い皆さん「ウオオオオオオオ!!!!」 由宇「…私の出る幕はない…か」 裏闘真「くくく…」 由宇「ハッ!?」 裏闘真「面白そうな奴らがいるじゃねぇか…!」 由宇「まずい!伊達!!早く!!!」 伊達「ええぃ!結局はこうなるのか!!」 上条(不幸だー…) CAST 9S 伊達 闘真 由宇 とある魔術の禁書目録 上条当麻 一方通行 越佐大橋シリーズ 砂原潤 撲殺天使ドクロちゃん 草壁桜 三塚井ドクロ
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「おにーさん!!! たすけてね!!!」 朝からいきなりな展開だな、れいむよ・・・ 「ほっぺがかゆいよ!!! かいてね!!!」 どうやらうちのれいむが蚊に刺されたらしい 確かに真ん丸体型じゃ痒くても掻けなくて辛かろう 「ぽーり、ぽーり、すっきりー♪」 取りあえず掻いてはあげたが、どうしたものか・・・ 「ゆゆっ!? むずむずするよ!? もういっかいかいてね!!!」 根本的な解決にはならないので薬を塗ってやろう 「ゆゆ!! かゆくなくなったよ!! ありがとう!!」 今夜は蚊取り線香をちゃんと焚いて寝ような、れいむ 「あのぶたさんはくさくてゆっくりできないよ!!!」 それなら息をしないで寝ればいいんじゃないか? 「そのてがあったよ!!! あすとろん!!!」 始めてみたぞ、それ 「さぁ!ひんやりしたれいむをだいて、おねむりなさい!!!」 じゃあお言葉に甘えて・・・ 本当だ、冷たくて気持ち良い 今夜はよく寝れそうだ ありがとう、れいむ 「ゆふん・・・おにーさんってば・・・そこはだめだよ・・・」 寝言さえ言わなければもっといいのにな・・・ 終 ーーーー 虫刺されが本当に痒い 蚊帳か蚊取り線香を引っ張り出す季節になりましたね 名前 コメント
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全タイトル解説 vol.59 刺された男 晶と食事を共にした空也が帰り道で何者かに刺される。一緒にいた晶は目の前で起きたことにぼう然。幸い急所は外れていたため空也の命に別状はないものの、犯人を探すと息巻く“インディゴ”のメンバーに、「これ以上、誰も危険な目に遭って欲しくない」と晶は激しく取り乱す。そんな晶に、なぎさママは自分も7年前、可愛がっていた若手ホストと悲しい別れをしたことがあると告げる。“7年前”という言葉に晶はひっかかるものを感じる。 <コメント> 空也さんが刺されちゃったー!! この時のなぎさママがお母さんみたい。 晶が空也の面会に行く事ができたら・・・とかスピンオフドラマばっかり妄想してました。 ジョン太さんが犯人探しまでさせられて・・・。
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一番ゆっくりしてるのは 16KB 仲違い 引越し 家族崩壊 親子喧嘩 同族殺し 番い 野良ゆ 赤ゆ 子ゆ ゲス 現代 自滅みたいなもんです、どうぞ 『一番ゆっくりしてるのは』 今日も今日とて一日が始まっていた。 当たり前の様に続く日常の中、一つのゆっくりの一家がいた。 世界が自分の為に回っていると信じて疑っていないふざけた顔の成体のゆっくりまりさ。 世の中を舐めた様な不遜な表情の成体のゆっくりれいむ。 その汚物の塊の様なその汚れた様は、野良と呼ばれる都市部にすむゆっくりである。 そして、それらを混ぜ合わせた様な子ゆっくりと赤ゆっくりが7匹ほど。 れいむ種とまりさ種だけだ。 その野良一家は公園の一角の自分の家から顔を出した。 「おちびたち、まりさたちはこれからこうえんのおそとにでるんだぜ!」 「ゆゆ! おちょうしゃんほんちょ!」 「おそとおそと!」 子供達は未知の世界である外に出ると言う事を聞き、嬉しそうにざわめく。 まるで自信の未来は明るいことしかないかのように、これから起こる凄い出来事を妄想する。 そして、一家は公園の出入り口に向かって動き始めた。 何も考えず、おちびちゃんはゆっくりできるよ! とか言って、生産しまくったのだろう。 何の教育も受けていない野良のゆっくりでは数え切れないほどの量の子ゆっくりと赤ゆっくりがゾロゾロと親のまりさとれいむの後を追っている。 途中で3匹が、興味引くモノに目を奪われたりして逸れてしまったりしたが。 3以上はよくわからない、このゆっくり達は周りの家族が3匹以下になるまで家族が減ったことに気付くことはない。 このゆっくりの一家がゾロゾロと公園の外へ動きだした理由。 それは、人間の家を奪うつもりなのだ。 子供を増やし過ぎて手狭になった家。 うんうんとしーしーで汚れきった自分の家にもう居たくなかったのだ。 更に人間の家には、ゆっくり同士が殺し合いをしてでも食べたい、甘いモノがたくさんあるという。 ゆっくりできない事は何もなくなるし、コレは行くしかないと、浅い考えの親ゆっくり達は子供たちを引き連れ、まだ見ぬ妄想の家へと足を向けた。 親まりさは、子供とはいえ、最強である自分の子供が親まりさ基準で数え切れないほどいるのだ、負けることはない人間を殺して奪い取ればいいと思っている。 親れいむは、これだけの自分のゆっくりしたかわいい子供を見せれば、勝手に譲るだろうと思っている。 親れいむは暴力的なことを考えていないが、どちらにせよ相手の事をまるで考えていない。 この夫婦は、所謂ゲスと呼ばれるゆっくりである。 しばらく経ち野良ゆっくりの一家はようやく公園の出入り口に着いた。 それだけだが、成体はともかく、赤ゆっくりと子ゆっくりには重労働だ、しばらく休憩し始めた。 ちょうどその光景を人間は見てしまった。 人間は公園からぞろぞろと出てきた汚い野良ゆっくり一家を見て、不法投棄されたゴミを見る様な眼つきでゆっくり一家を見ると足早にその一家の脇を通って行った。 親まりさ、親れいむはワザと無視されたにもかかわらず、自分からその人間に関わろうとする。 「ゆっへっへ、ようやくにんげんをみつけたんだぜ! あのひょろそうなかんじ、ぜんぜんゆっくりしてないんだぜ!」 何を見てそう思ったのか、親まりさは人間を蔑むような口調で言う。 「そんなこといったらかわいそうだよ! まりさ、あんなにゆっくりしてなくてもにんげんさんだっていきてるんだよ!」 貶しているのか、フォローしているのか親れいむはまりさを止める。 その親れいむの人間を見る目は、明らかに可哀そうなモノを見る目であり、口元はニヤニヤ歪んでいてる。 もう、この馬鹿の間に言うことはない。 二匹の中で、獲物は決まった。 後はあの人間を追ってピョンピョン跳びはねる。 全身の餡子をフルに使うため、非常に疲れる。 跳びはねる行為、ゆっくりの最速の走法である。 のだが。 「ぐぞにんげんんんんん! ぜんぜんゆっぐりじでないがらばりざがおいずげないんだぜぇぇぇぇっぇえ!!!」 「ゆびぃぃぃぃぃぃ! なにがんがえでるのぉぉぉぉ!! ぜんぜんゆっぐりじでないよぉぉぉぉ!!」 一分と経たず、疲れ果て、人間の後ろ姿はかなり遠いところへ行ってしまった。 後ろでは子供たちがピーチクパーチク喚きながら、親の後を追っていた。 荒い息を整えるため、その場で動かなくなる二匹。 二匹の息が整った頃、ようやく子供たちが追いつく。 「ゆふう、ゆふう、まったくにんげんはゆっくりしてないんだぜ!」 「ほんとうだよ! ぜんぜんゆっくりしてなかったよ!」 追いかけ疲れて、ゆっくりできなかった分を取り戻すかのように、二匹は先ほどの人間を罵倒する。 二匹の中で見下すことはゆっくりできる、相手を貶し妄想上の中でも相手の上に立つ事でゆっくりする、それがこの二匹のよくする惨めなゆっくりの方法だった。 と、今度は向かい側から先ほどとは別の人間が歩いてきた。 「ゆゆ! こんどはこっちにむかってきてるんだぜ!」 「あのにんげんさんはれいむたちのどれいになりたいんだよ! だからこっちにくるんだよ!」 流石餡子脳と言うべきか。 ありえない風に自分の良い方へ考えを向けた。 一歩一歩、人間は近づいてくる。 遂に、ゆっくり一家の目の前にやってきた。 「おい! そこのにんげん! まりささまにおうちをよこすんだぜ! ゆっくりしないでさっさとよこさないと、まりささまがじきじきにせいっさいっするんだぜ!」 そして開口一番に要求。 しかも恐喝。 どこからその自信が湧いて来るのか、親まりさ自身に一片の気負いはない。 人間は立ち止ったが、何も言わない。 何の反応のない人間に親まりさは更に調子に乗り始める。 「まりささまがこわくてなんにもいえないなんて、なんてかわいそうなんだぜ!! まりささまがきょかしてあげるからなにかゆっくりしないでさっさというんだぜ!!」 「まりさ、そんなこといったらますますにんげんさんがなにもいえなくなっちゃうよ!」 親れいむが親まりさを止める。 その表情はしょうがないと言った感じの風である。 「にんげんさん、まりさはつよいんだよ! だからゆっくりしないではやくおうちちょうだいね!」 人間はやはり何も答えない。 親れいむはやはり、親まりさが怖すぎて何も言えないんだという、判断を下す。 怖さを和らげるには何をするべきか。 ゆっくりさせることが一番である。 ということで、親れいむは自慢の見ればゆっくりできる子供たちを見せることにした。 「おちびちゃんたち! にんげんさんがこわがってるから、かわいいすがたをみせて、にんげんさんをゆっくりさせてあげてね! そしたらおうちちょうだいね!」 「ゆっくりりかいしたよ! にんげんさんゆっくりするといいよ!」 「ゆっくちわきゃったよ!」 「ゆへん! まりささまのかっこいいすがたをみてゆっくりするといいんだぜ!」 「きゃわいくてぎょめんね!」 子供たちが一斉に、人間の前に躍り出て思い思いのゆっくりできるポーズや行動をとっていく。 人間はなんてゆっくりしてない生き物なんだろうと嘆きながら、親れいむはゆっくりしている自分の子供たちを眺めゆっくりした。 子れいむがくねくねと汚らしい体を動かし、のうっさつっだよ! とか言って両目に力が込めすぎた様なぶるぶると震える不細工なウインクを見せつけたり。 赤れいむが、ゆっくりのひーまったりのひー、と工事の騒音がオーケストラに聞こえるほどの歌声を披露した。 子まりさは、こうきなまりさのうんうんをみてゆっくりするんだぜ、すっきりー! と言ってうんうんを汚いあにゃるから餡子をひり出した。 赤まりさは、すぎょいまりちゃのしーしーみてゆっきゅりしゅるんだじぇ! しゅっきりー! と子まりさと同じことを言いながらしーしーを垂らした。 親れいむがこれを見せたのは、別に嫌がらせではない。 それは善意であった、下心もかなりあったが、それでもほんの少しだけの善意があった。 コンマ1%も相手の気持ちを考えてはいない、偽善にすら劣る、ゴミの様なことだが。 そして、全くゆっくりしていない人間をゆっくりさせるなんて、なんて偉いんだと自画自賛し。 子供たちの姿を見ながらゆっくりしつつ、自分をほめて更にゆっくりしていた。 惨め、惨め、あまりにも惨め。 しかし本ゆんは気付かない、気づいてはいけない。 それはあまりにも愚かしく、悲しい行為だと気づけば、それは衝撃的であろう。 それにしても相手が相手だったら、処刑台を2段飛ばしどころではない、4段5段飛ばしで駆けのぼる様な行為だが、人間は何もしなかった。 人間は子供たちが飽きて、その行為を止めるのを待った。 「どう! にんげんさんゆっくりできたでしょ!」 所謂ドヤ顔で、人間を見る親れいむ。 これだけ、ゆっくりしたモノを見れば、全くゆっくりしてない人間だって…… 親れいむは我が目を疑った。 人間は何も変わっていなかった。 怒ってもいなかったし、嬉しがってもいなかった。 つまり、ゆっくりしていなかった。 何故だと焦る親れいむ。 こうなったら、こんなにゆっくりできない人間は制裁するしかないとゲスらしい思考に向かった頃。 ようやく人間が反応した。 「……いや、全然ゆっくりできなかった」 「……っ!」 見ればわかることだが、言われてしまったら、更に響くショックだった。 「お前らほんとに、ゆっくりしてんの? 俺結構ゆっくり好きだけど、お前らじゃ駄目だな」 ふー、溜息を吐きながらとゆっくりしていない、いや、ゆっくりしていないモノを見る眼でゆっくり一家を見る人間。 一家は頭の中の餡子が沸騰するほどの怒りを感じる。 しかもこの人間はゆっくりに対していってはいけないことを言ってしまった。 「れいぶばゆっぐりじでるにぎまっでるじょぉぉぉぉぉ!!!!!」 「なにいってるんだぜ! このくそにんげん! せっかくおちびたちをみておいて、ゆっくりできないなんてせいっさいっするんだぜ!!!!!」 親れいむは激怒した。 自身の子供たちと番をゆっくりしていないと言われたのだ、親まりさも同様のこと思い憤怒の表情をしている。 そしてこの二匹は決定的な勘違いをしていることに気付かない。 このゆっくりしていないという分類に、自身を入れていなかった。 子供達も怒り心頭だ。 「そうだよ! まりさたちはゆっくりしてるよ! ばかにしないでね!」 「しょうだ、しょうだ! みんにゃゆっくちちてりゅよ!」 「そうなんだぜ! みんなをゆっくりしてないよばわりするなんて、せいっさいっするんだぜ!」 「ほんちょうにゃんだじぇ! ぷきゅーしゅりゅんだじぇ!」 どうやら、子供達も同じ考えの様だ。 自身が一番ゆっくりしていてるから、自分の可能性は全くない。 ということは、自分以外のみんながゆっくりしてない呼ばわりをされた、と。 家族の為に怒っていた、しかしそれは家族を見下してでた怒りだった。 案外家族思いの様なそうでない様な、奇妙な連帯感がそこには合った。 今にも飛びかかりそうなほど、怒気を発する一家。 どれだけゆっくりが敵意をむき出しにしようが、所詮はゆっくり、人間は意にも返さない。 そしてふと思いつき人間は言った。 「じゃあ、お前らの中で一番ゆっくりしているゆっくりを教えてくれよ」 その一言で、ピタリと止まった。 一家はお互い、アイコンタクトを取るように見つめ合う。 そして、すぐに全員一致で結論が出た。 「「「「「「まりさ(れいむ)『まりちゃ』【れいみゅ】だ【(よ)】『じぇ』ぜ」」」」」」 自分と言う事で。 一瞬の空白。 そこに居るゆっくり一家が自身の聴覚を疑った。 何を思って、誰が一番ゆっくりしてるなんて勘違いも甚だしいことを言ってるんだ、と。 「はぁぁぁぁっぁあぁ!! なにいってるの! れいむがいちばんゆっくりしてるでしょぉぉぉおおぉ!!!」 親れいむが、何言ってんだこいつらと言った風に青筋を立てて家族に言う。 「なにいってるんだぜ! このまりささまにきまってるんだぜ! れいむたちはまりさよりもゆっくりしてないんだぜ!」 親まりさは親れいや子供たちを見下しながら自分が一番だと主張する。 「れいむがいちばんにきまってるでしょぉぉおぉっぉ!! いままでなんどもゆっくりさせてあげたでしょぉぉぉ!!」 子れいむは醜く歯茎を剥き出しにして世迷い言を言う家族に真実を告げようとする。 「みんななにうそついてるんだぜ! まりさにきまってるんだぜ! うそつきはゆっくりできないんだぜ!!」 虚言を吐き続ける家族に必死に正当を言う子まりさ。 「ゆぷぷ、にゃにいっちぇるにょ! れいみゅがいちびゃんゆっくちちてりゅにきみゃってるでしょ! ばきゃにゃの! しにゅにょ!」 周りを嘲笑いながら、赤れいむは自分こそはと言う。 「まりちゃがゆっくちちてりゅにきまっちぇるんだじぇ、まりちゃおこりゅるんだじぇ! ぷきゅ~しゅりゅんだじぇ!! ぷきゅ~~!!」 赤まりさは馬鹿なことを言い続ける家族に怒りを覚え、ぷくーを敢行する。 一家は互いに敵意をむき出しにしている。 どのゆっくりが言うことも、実は本当で、実は嘘だった。 他者から見れば、この一家はどいつもこいつも、ゆっくりしていない。 たくさんゆっくりした気になっているだけのゆっくりだ。 本ゆんがゆっくりしてると主張すれば、ゆっくりしているのだろうが、控え目に言ってもあまりゆっくりしていなかった。 最底辺のゆっくりしか持っていない、ゆっくり。 どのゆっくりも一家の中で一番のゆっくりを保有しつつ、どのゆっくりも一番ゆっくりしていない。 人間から見れば、五十歩百歩、ドングリの背比べ、詰まる所大差ないとしか言いようがない。 しかしゆっくりにとって、ゆっくりしていることは一番の大切なこと。 そのゆっくりが自分がゆっくりしていないと言われれば、家族ごっこと言われるほどに脆い絆はあっという間に千切れる。 青筋が立った親れいむ、遂にブチブチブチっと何かが千切れる様な音とともに言い合いは収束した。 「ゆがぁぁぁぁぁぁぁ!! ゆっぐりじでないゆっぐりは! ゆっぐりじないでざっざどじねぇ!!!!!!」 親れいむがいきなり親まりさに向かって飛んだ。 とっさの出来事に親まりさは反応できない、ブチュッと言う音が親れいむの足元から聞こえる。 親まりさの餡子が何処からか漏れた音だ。 「ゆぎぃぃぃぃぃ!! いだぃぃぃぃぃ!! ゆっぐりじでないぐぞでいぶどげぇぇぇぇえ!!!!」 しかし、親まりさは死んでいなかった。 親れいむが乗りかかったまま、親まりさはその場でグネグネと蠢く。 怒りに染まった親れいむの感情は、その程度では正気は戻らなかった。 「ごのぐぞがぁぁぁぁぁあ!! よぐもでいぶをゆっぐりじでないなんでいっだなぁぁぁぁあ!!」 その場で何度も飛びあがり親まりさを潰す勢いだ。 「ゆべっ! や、やべぶっ、ろぉぉぉ!! まりざじぬ、じんぢゃうぅぅぅぅ!! ゆっぐぢやべべべ! ぐべぇ!!」 言い合いは殺し合いという新たな争いとなってしまったようだ。 子れいむと子まりさも互いを長年憎悪し合った仲の様な表情をした。 「くそれいむ! さっさとゆっくりしてないってみとめるんだぜ! いまならはんっごろしでゆるしてあげるんだぜ!」 「なにいってるのぉぉぉぉ!!! どっからどうみてもれいむのほうがゆっくりしてるにきまってるでしょぉぉぉ!!」 湯気が出そうなほど顔を真っ赤に染め子れいむは怒りだす。 ヒステリーは親譲りの様だ。 「じゃあ、ゆっくりしてないゆっくりはしぬべきなんだぜ!」 そう言うと、子まりさは帽子の中から木の棒を取り出す。 取るに足らない小枝だが、ゆっくりに対しては一刺しでも致命傷になりうる凶器にもなる。 「しぬのはおまえだぁぁぁぁぁあ!!」 しかし子れいむは臆することなく、子まりさに突っ込む。 いきなりの突撃に子まりさは小枝を銜えたまま固まってしまう。 有無も言わさず襲いかかれば、最初の親同士の戦いの様に身体能力に劣るれいむがまりさに勝つことだってできるのだ。 しかし、今回はそれが仇になった。 「ゆぎゃぁぁぁぁぁぁああああ!!!!!」 小枝を銜えたまま固まった子まりさに突撃した子れいむは、文字通り自ら小枝に刺さりに行ったようなものだった。 子れいむの頬のあたりに深く刺さった小枝。 「ゆわわわわ!!」 子まりさはいきなり襲いかかられて恐慌に陥り、小枝を銜えたまま体を動かす。 「ゆぎょぉぉぉぉおおぉおっぉ!!!」 小枝は子れいむの体内を蹂躙する。 幸運と言うべきか迷うところだが、子れいむの中枢餡には一切当たらなかった。 ただ痛みだけが子れいむを襲い続ける。 「ごわいぃぃぃぃ、ぐるなぁぁぁ!!」 子まりさはとにかく暴れる。 力を込める為か歯を食いしばり小枝を銜え続けている。 目をつぶっているせいで、何も見えないことが勝手に更に恐怖感を増やした。 「ゆごごごごっごご!!!!」 目を白黒させ、目から滝の様な砂糖水の涙と、体中から砂糖水の汗を滴らせる。 ワザとやっているかのように、子まりさは小枝をさらに動かす。 「ゆぅぅぅぅぅぅ!!!」 「!!!!!」 声にならない叫び声をあげ、子れいむは痛みで目がこぼれおちそうなほど目を見開く。 「ゆぃぃぃぃぃぃ!!」 「!!!!!!!!!!!!!!!!!」 自分が目をつぶっていことすら気付かず、子まりさはずっと暗闇の中戦った。 赤まりさと赤れいむはと言うと。 「しゃっしゃとゆっくちちてにゃいっていうんだじぇ」 赤れいむに噛みついていた。 「やめちぇねやめちぇね! れいみゅいたいよ!」 「みゃったくしゃっぎゅべ!」 赤まりさが何かに押しつぶされた。 吹き飛んできたのは親まりさだったモノだ。 噛まれ、引っ張られ、引きちぎられ、抉られ、踏まれ。 親まりさだったという原形はほとんど残されていなかった。 「ぼうやべべぐだざい、ごべんばざいびぇ!!」 「しねぇぇぇぇぇえ!!!」 「ゆぴゅええぇぇぇぇ!! おきゃーしゃんきょにゃいぶぇぇぇぇぇ!!」 親まりさを吹き飛ばす過程で、何かを潰した感触はしたが。 親れいむは何も思わない。 ただ、目の前の喋る饅頭を潰すことしか頭に残っていなかった。 「しね! しね! ゆっくりしてないゆっくりはゆっくりしないでしねぇえっぇえぇぇぇぇぇえ!!!」 もはや当初の目的なんてものは忘れた。 ただゆっくりできなかっただけだ。 モノ言わなくなった餡子の塊に、れいむはまだまだ攻撃を続けていた。 人間は一人、その喜劇を眺めていた。 馬鹿が馬鹿な行動をするなんて、人が生きる為に息を吸うように、そんなことを疑問に持つことですらないことだろう。 そろそろ人通りも多くなってくる、だれかがこれを見てしかるべきところに連絡を入れて、処理される。 人間は劇があった場所の脇を通り抜け特に目的もなく歩きだした。 しかし、少し立ち止まり、思い直した。 「あー、嫌なモノ見たなぁ、ゆっくりショップにでも行くか」 家を出てからも見つからなかった目的は、ようやく見つかった。 ゆっくり一家はたった一言で勝手に崩壊した。 ゆっくりのゲスは誰よりの何よりも自身が一番可愛く、一番ゆっくりしていると信じて疑っていない。 当然、その何処からか溢れてくる自信は他ゆんに聞くまでもなくそう信じているため、誰が一番だなんて聞かない。 他ゆんもそう思っていると、勝手に思っているから。 自分がなによりも一番だから。 anko1083 サンプル anko1097 暗く湿った穴の中 anko1308 すろーりぃな作戦 anko1394 投げた! anko1425 声 anko1477 さよなら生物 anko1503 山彦恋慕 anko1632 親の脛かじり anko1739 楽しい朝餉 anko1823 梅雨が来て、人が来て anko1879 飼い(仮)ゆっくり 子れいむ anko1890 一緒に遊ぼう anko2053 ゆっくり地獄鍋 anko2216 真夏のオアシス 15作目です。 では、最後まで読んでいただけたら幸いです。
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一番ゆっくりしてるのは 16KB 仲違い 引越し 家族崩壊 親子喧嘩 同族殺し 番い 野良ゆ 赤ゆ 子ゆ ゲス 現代 自滅みたいなもんです、どうぞ 『一番ゆっくりしてるのは』 今日も今日とて一日が始まっていた。 当たり前の様に続く日常の中、一つのゆっくりの一家がいた。 世界が自分の為に回っていると信じて疑っていないふざけた顔の成体のゆっくりまりさ。 世の中を舐めた様な不遜な表情の成体のゆっくりれいむ。 その汚物の塊の様なその汚れた様は、野良と呼ばれる都市部にすむゆっくりである。 そして、それらを混ぜ合わせた様な子ゆっくりと赤ゆっくりが7匹ほど。 れいむ種とまりさ種だけだ。 その野良一家は公園の一角の自分の家から顔を出した。 「おちびたち、まりさたちはこれからこうえんのおそとにでるんだぜ!」 「ゆゆ! おちょうしゃんほんちょ!」 「おそとおそと!」 子供達は未知の世界である外に出ると言う事を聞き、嬉しそうにざわめく。 まるで自信の未来は明るいことしかないかのように、これから起こる凄い出来事を妄想する。 そして、一家は公園の出入り口に向かって動き始めた。 何も考えず、おちびちゃんはゆっくりできるよ! とか言って、生産しまくったのだろう。 何の教育も受けていない野良のゆっくりでは数え切れないほどの量の子ゆっくりと赤ゆっくりがゾロゾロと親のまりさとれいむの後を追っている。 途中で3匹が、興味引くモノに目を奪われたりして逸れてしまったりしたが。 3以上はよくわからない、このゆっくり達は周りの家族が3匹以下になるまで家族が減ったことに気付くことはない。 このゆっくりの一家がゾロゾロと公園の外へ動きだした理由。 それは、人間の家を奪うつもりなのだ。 子供を増やし過ぎて手狭になった家。 うんうんとしーしーで汚れきった自分の家にもう居たくなかったのだ。 更に人間の家には、ゆっくり同士が殺し合いをしてでも食べたい、甘いモノがたくさんあるという。 ゆっくりできない事は何もなくなるし、コレは行くしかないと、浅い考えの親ゆっくり達は子供たちを引き連れ、まだ見ぬ妄想の家へと足を向けた。 親まりさは、子供とはいえ、最強である自分の子供が親まりさ基準で数え切れないほどいるのだ、負けることはない人間を殺して奪い取ればいいと思っている。 親れいむは、これだけの自分のゆっくりしたかわいい子供を見せれば、勝手に譲るだろうと思っている。 親れいむは暴力的なことを考えていないが、どちらにせよ相手の事をまるで考えていない。 この夫婦は、所謂ゲスと呼ばれるゆっくりである。 しばらく経ち野良ゆっくりの一家はようやく公園の出入り口に着いた。 それだけだが、成体はともかく、赤ゆっくりと子ゆっくりには重労働だ、しばらく休憩し始めた。 ちょうどその光景を人間は見てしまった。 人間は公園からぞろぞろと出てきた汚い野良ゆっくり一家を見て、不法投棄されたゴミを見る様な眼つきでゆっくり一家を見ると足早にその一家の脇を通って行った。 親まりさ、親れいむはワザと無視されたにもかかわらず、自分からその人間に関わろうとする。 「ゆっへっへ、ようやくにんげんをみつけたんだぜ! あのひょろそうなかんじ、ぜんぜんゆっくりしてないんだぜ!」 何を見てそう思ったのか、親まりさは人間を蔑むような口調で言う。 「そんなこといったらかわいそうだよ! まりさ、あんなにゆっくりしてなくてもにんげんさんだっていきてるんだよ!」 貶しているのか、フォローしているのか親れいむはまりさを止める。 その親れいむの人間を見る目は、明らかに可哀そうなモノを見る目であり、口元はニヤニヤ歪んでいてる。 もう、この馬鹿の間に言うことはない。 二匹の中で、獲物は決まった。 後はあの人間を追ってピョンピョン跳びはねる。 全身の餡子をフルに使うため、非常に疲れる。 跳びはねる行為、ゆっくりの最速の走法である。 のだが。 「ぐぞにんげんんんんん! ぜんぜんゆっぐりじでないがらばりざがおいずげないんだぜぇぇぇぇっぇえ!!!」 「ゆびぃぃぃぃぃぃ! なにがんがえでるのぉぉぉぉ!! ぜんぜんゆっぐりじでないよぉぉぉぉ!!」 一分と経たず、疲れ果て、人間の後ろ姿はかなり遠いところへ行ってしまった。 後ろでは子供たちがピーチクパーチク喚きながら、親の後を追っていた。 荒い息を整えるため、その場で動かなくなる二匹。 二匹の息が整った頃、ようやく子供たちが追いつく。 「ゆふう、ゆふう、まったくにんげんはゆっくりしてないんだぜ!」 「ほんとうだよ! ぜんぜんゆっくりしてなかったよ!」 追いかけ疲れて、ゆっくりできなかった分を取り戻すかのように、二匹は先ほどの人間を罵倒する。 二匹の中で見下すことはゆっくりできる、相手を貶し妄想上の中でも相手の上に立つ事でゆっくりする、それがこの二匹のよくする惨めなゆっくりの方法だった。 と、今度は向かい側から先ほどとは別の人間が歩いてきた。 「ゆゆ! こんどはこっちにむかってきてるんだぜ!」 「あのにんげんさんはれいむたちのどれいになりたいんだよ! だからこっちにくるんだよ!」 流石餡子脳と言うべきか。 ありえない風に自分の良い方へ考えを向けた。 一歩一歩、人間は近づいてくる。 遂に、ゆっくり一家の目の前にやってきた。 「おい! そこのにんげん! まりささまにおうちをよこすんだぜ! ゆっくりしないでさっさとよこさないと、まりささまがじきじきにせいっさいっするんだぜ!」 そして開口一番に要求。 しかも恐喝。 どこからその自信が湧いて来るのか、親まりさ自身に一片の気負いはない。 人間は立ち止ったが、何も言わない。 何の反応のない人間に親まりさは更に調子に乗り始める。 「まりささまがこわくてなんにもいえないなんて、なんてかわいそうなんだぜ!! まりささまがきょかしてあげるからなにかゆっくりしないでさっさというんだぜ!!」 「まりさ、そんなこといったらますますにんげんさんがなにもいえなくなっちゃうよ!」 親れいむが親まりさを止める。 その表情はしょうがないと言った感じの風である。 「にんげんさん、まりさはつよいんだよ! だからゆっくりしないではやくおうちちょうだいね!」 人間はやはり何も答えない。 親れいむはやはり、親まりさが怖すぎて何も言えないんだという、判断を下す。 怖さを和らげるには何をするべきか。 ゆっくりさせることが一番である。 ということで、親れいむは自慢の見ればゆっくりできる子供たちを見せることにした。 「おちびちゃんたち! にんげんさんがこわがってるから、かわいいすがたをみせて、にんげんさんをゆっくりさせてあげてね! そしたらおうちちょうだいね!」 「ゆっくりりかいしたよ! にんげんさんゆっくりするといいよ!」 「ゆっくちわきゃったよ!」 「ゆへん! まりささまのかっこいいすがたをみてゆっくりするといいんだぜ!」 「きゃわいくてぎょめんね!」 子供たちが一斉に、人間の前に躍り出て思い思いのゆっくりできるポーズや行動をとっていく。 人間はなんてゆっくりしてない生き物なんだろうと嘆きながら、親れいむはゆっくりしている自分の子供たちを眺めゆっくりした。 子れいむがくねくねと汚らしい体を動かし、のうっさつっだよ! とか言って両目に力が込めすぎた様なぶるぶると震える不細工なウインクを見せつけたり。 赤れいむが、ゆっくりのひーまったりのひー、と工事の騒音がオーケストラに聞こえるほどの歌声を披露した。 子まりさは、こうきなまりさのうんうんをみてゆっくりするんだぜ、すっきりー! と言ってうんうんを汚いあにゃるから餡子をひり出した。 赤まりさは、すぎょいまりちゃのしーしーみてゆっきゅりしゅるんだじぇ! しゅっきりー! と子まりさと同じことを言いながらしーしーを垂らした。 親れいむがこれを見せたのは、別に嫌がらせではない。 それは善意であった、下心もかなりあったが、それでもほんの少しだけの善意があった。 コンマ1%も相手の気持ちを考えてはいない、偽善にすら劣る、ゴミの様なことだが。 そして、全くゆっくりしていない人間をゆっくりさせるなんて、なんて偉いんだと自画自賛し。 子供たちの姿を見ながらゆっくりしつつ、自分をほめて更にゆっくりしていた。 惨め、惨め、あまりにも惨め。 しかし本ゆんは気付かない、気づいてはいけない。 それはあまりにも愚かしく、悲しい行為だと気づけば、それは衝撃的であろう。 それにしても相手が相手だったら、処刑台を2段飛ばしどころではない、4段5段飛ばしで駆けのぼる様な行為だが、人間は何もしなかった。 人間は子供たちが飽きて、その行為を止めるのを待った。 「どう! にんげんさんゆっくりできたでしょ!」 所謂ドヤ顔で、人間を見る親れいむ。 これだけ、ゆっくりしたモノを見れば、全くゆっくりしてない人間だって…… 親れいむは我が目を疑った。 人間は何も変わっていなかった。 怒ってもいなかったし、嬉しがってもいなかった。 つまり、ゆっくりしていなかった。 何故だと焦る親れいむ。 こうなったら、こんなにゆっくりできない人間は制裁するしかないとゲスらしい思考に向かった頃。 ようやく人間が反応した。 「……いや、全然ゆっくりできなかった」 「……っ!」 見ればわかることだが、言われてしまったら、更に響くショックだった。 「お前らほんとに、ゆっくりしてんの? 俺結構ゆっくり好きだけど、お前らじゃ駄目だな」 ふー、溜息を吐きながらとゆっくりしていない、いや、ゆっくりしていないモノを見る眼でゆっくり一家を見る人間。 一家は頭の中の餡子が沸騰するほどの怒りを感じる。 しかもこの人間はゆっくりに対していってはいけないことを言ってしまった。 「れいぶばゆっぐりじでるにぎまっでるじょぉぉぉぉぉ!!!!!」 「なにいってるんだぜ! このくそにんげん! せっかくおちびたちをみておいて、ゆっくりできないなんてせいっさいっするんだぜ!!!!!」 親れいむは激怒した。 自身の子供たちと番をゆっくりしていないと言われたのだ、親まりさも同様のこと思い憤怒の表情をしている。 そしてこの二匹は決定的な勘違いをしていることに気付かない。 このゆっくりしていないという分類に、自身を入れていなかった。 子供達も怒り心頭だ。 「そうだよ! まりさたちはゆっくりしてるよ! ばかにしないでね!」 「しょうだ、しょうだ! みんにゃゆっくちちてりゅよ!」 「そうなんだぜ! みんなをゆっくりしてないよばわりするなんて、せいっさいっするんだぜ!」 「ほんちょうにゃんだじぇ! ぷきゅーしゅりゅんだじぇ!」 どうやら、子供達も同じ考えの様だ。 自身が一番ゆっくりしていてるから、自分の可能性は全くない。 ということは、自分以外のみんながゆっくりしてない呼ばわりをされた、と。 家族の為に怒っていた、しかしそれは家族を見下してでた怒りだった。 案外家族思いの様なそうでない様な、奇妙な連帯感がそこには合った。 今にも飛びかかりそうなほど、怒気を発する一家。 どれだけゆっくりが敵意をむき出しにしようが、所詮はゆっくり、人間は意にも返さない。 そしてふと思いつき人間は言った。 「じゃあ、お前らの中で一番ゆっくりしているゆっくりを教えてくれよ」 その一言で、ピタリと止まった。 一家はお互い、アイコンタクトを取るように見つめ合う。 そして、すぐに全員一致で結論が出た。 「「「「「「まりさ(れいむ)『まりちゃ』【れいみゅ】だ【(よ)】『じぇ』ぜ」」」」」」 自分と言う事で。 一瞬の空白。 そこに居るゆっくり一家が自身の聴覚を疑った。 何を思って、誰が一番ゆっくりしてるなんて勘違いも甚だしいことを言ってるんだ、と。 「はぁぁぁぁっぁあぁ!! なにいってるの! れいむがいちばんゆっくりしてるでしょぉぉぉおおぉ!!!」 親れいむが、何言ってんだこいつらと言った風に青筋を立てて家族に言う。 「なにいってるんだぜ! このまりささまにきまってるんだぜ! れいむたちはまりさよりもゆっくりしてないんだぜ!」 親まりさは親れいや子供たちを見下しながら自分が一番だと主張する。 「れいむがいちばんにきまってるでしょぉぉおぉっぉ!! いままでなんどもゆっくりさせてあげたでしょぉぉぉ!!」 子れいむは醜く歯茎を剥き出しにして世迷い言を言う家族に真実を告げようとする。 「みんななにうそついてるんだぜ! まりさにきまってるんだぜ! うそつきはゆっくりできないんだぜ!!」 虚言を吐き続ける家族に必死に正当を言う子まりさ。 「ゆぷぷ、にゃにいっちぇるにょ! れいみゅがいちびゃんゆっくちちてりゅにきみゃってるでしょ! ばきゃにゃの! しにゅにょ!」 周りを嘲笑いながら、赤れいむは自分こそはと言う。 「まりちゃがゆっくちちてりゅにきまっちぇるんだじぇ、まりちゃおこりゅるんだじぇ! ぷきゅ~しゅりゅんだじぇ!! ぷきゅ~~!!」 赤まりさは馬鹿なことを言い続ける家族に怒りを覚え、ぷくーを敢行する。 一家は互いに敵意をむき出しにしている。 どのゆっくりが言うことも、実は本当で、実は嘘だった。 他者から見れば、この一家はどいつもこいつも、ゆっくりしていない。 たくさんゆっくりした気になっているだけのゆっくりだ。 本ゆんがゆっくりしてると主張すれば、ゆっくりしているのだろうが、控え目に言ってもあまりゆっくりしていなかった。 最底辺のゆっくりしか持っていない、ゆっくり。 どのゆっくりも一家の中で一番のゆっくりを保有しつつ、どのゆっくりも一番ゆっくりしていない。 人間から見れば、五十歩百歩、ドングリの背比べ、詰まる所大差ないとしか言いようがない。 しかしゆっくりにとって、ゆっくりしていることは一番の大切なこと。 そのゆっくりが自分がゆっくりしていないと言われれば、家族ごっこと言われるほどに脆い絆はあっという間に千切れる。 青筋が立った親れいむ、遂にブチブチブチっと何かが千切れる様な音とともに言い合いは収束した。 「ゆがぁぁぁぁぁぁぁ!! ゆっぐりじでないゆっぐりは! ゆっぐりじないでざっざどじねぇ!!!!!!」 親れいむがいきなり親まりさに向かって飛んだ。 とっさの出来事に親まりさは反応できない、ブチュッと言う音が親れいむの足元から聞こえる。 親まりさの餡子が何処からか漏れた音だ。 「ゆぎぃぃぃぃぃ!! いだぃぃぃぃぃ!! ゆっぐりじでないぐぞでいぶどげぇぇぇぇえ!!!!」 しかし、親まりさは死んでいなかった。 親れいむが乗りかかったまま、親まりさはその場でグネグネと蠢く。 怒りに染まった親れいむの感情は、その程度では正気は戻らなかった。 「ごのぐぞがぁぁぁぁぁあ!! よぐもでいぶをゆっぐりじでないなんでいっだなぁぁぁぁあ!!」 その場で何度も飛びあがり親まりさを潰す勢いだ。 「ゆべっ! や、やべぶっ、ろぉぉぉ!! まりざじぬ、じんぢゃうぅぅぅぅ!! ゆっぐぢやべべべ! ぐべぇ!!」 言い合いは殺し合いという新たな争いとなってしまったようだ。 子れいむと子まりさも互いを長年憎悪し合った仲の様な表情をした。 「くそれいむ! さっさとゆっくりしてないってみとめるんだぜ! いまならはんっごろしでゆるしてあげるんだぜ!」 「なにいってるのぉぉぉぉ!!! どっからどうみてもれいむのほうがゆっくりしてるにきまってるでしょぉぉぉ!!」 湯気が出そうなほど顔を真っ赤に染め子れいむは怒りだす。 ヒステリーは親譲りの様だ。 「じゃあ、ゆっくりしてないゆっくりはしぬべきなんだぜ!」 そう言うと、子まりさは帽子の中から木の棒を取り出す。 取るに足らない小枝だが、ゆっくりに対しては一刺しでも致命傷になりうる凶器にもなる。 「しぬのはおまえだぁぁぁぁぁあ!!」 しかし子れいむは臆することなく、子まりさに突っ込む。 いきなりの突撃に子まりさは小枝を銜えたまま固まってしまう。 有無も言わさず襲いかかれば、最初の親同士の戦いの様に身体能力に劣るれいむがまりさに勝つことだってできるのだ。 しかし、今回はそれが仇になった。 「ゆぎゃぁぁぁぁぁぁああああ!!!!!」 小枝を銜えたまま固まった子まりさに突撃した子れいむは、文字通り自ら小枝に刺さりに行ったようなものだった。 子れいむの頬のあたりに深く刺さった小枝。 「ゆわわわわ!!」 子まりさはいきなり襲いかかられて恐慌に陥り、小枝を銜えたまま体を動かす。 「ゆぎょぉぉぉぉおおぉおっぉ!!!」 小枝は子れいむの体内を蹂躙する。 幸運と言うべきか迷うところだが、子れいむの中枢餡には一切当たらなかった。 ただ痛みだけが子れいむを襲い続ける。 「ごわいぃぃぃぃ、ぐるなぁぁぁ!!」 子まりさはとにかく暴れる。 力を込める為か歯を食いしばり小枝を銜え続けている。 目をつぶっているせいで、何も見えないことが勝手に更に恐怖感を増やした。 「ゆごごごごっごご!!!!」 目を白黒させ、目から滝の様な砂糖水の涙と、体中から砂糖水の汗を滴らせる。 ワザとやっているかのように、子まりさは小枝をさらに動かす。 「ゆぅぅぅぅぅぅ!!!」 「!!!!!」 声にならない叫び声をあげ、子れいむは痛みで目がこぼれおちそうなほど目を見開く。 「ゆぃぃぃぃぃぃ!!」 「!!!!!!!!!!!!!!!!!」 自分が目をつぶっていことすら気付かず、子まりさはずっと暗闇の中戦った。 赤まりさと赤れいむはと言うと。 「しゃっしゃとゆっくちちてにゃいっていうんだじぇ」 赤れいむに噛みついていた。 「やめちぇねやめちぇね! れいみゅいたいよ!」 「みゃったくしゃっぎゅべ!」 赤まりさが何かに押しつぶされた。 吹き飛んできたのは親まりさだったモノだ。 噛まれ、引っ張られ、引きちぎられ、抉られ、踏まれ。 親まりさだったという原形はほとんど残されていなかった。 「ぼうやべべぐだざい、ごべんばざいびぇ!!」 「しねぇぇぇぇぇえ!!!」 「ゆぴゅええぇぇぇぇ!! おきゃーしゃんきょにゃいぶぇぇぇぇぇ!!」 親まりさを吹き飛ばす過程で、何かを潰した感触はしたが。 親れいむは何も思わない。 ただ、目の前の喋る饅頭を潰すことしか頭に残っていなかった。 「しね! しね! ゆっくりしてないゆっくりはゆっくりしないでしねぇえっぇえぇぇぇぇぇえ!!!」 もはや当初の目的なんてものは忘れた。 ただゆっくりできなかっただけだ。 モノ言わなくなった餡子の塊に、れいむはまだまだ攻撃を続けていた。 人間は一人、その喜劇を眺めていた。 馬鹿が馬鹿な行動をするなんて、人が生きる為に息を吸うように、そんなことを疑問に持つことですらないことだろう。 そろそろ人通りも多くなってくる、だれかがこれを見てしかるべきところに連絡を入れて、処理される。 人間は劇があった場所の脇を通り抜け特に目的もなく歩きだした。 しかし、少し立ち止まり、思い直した。 「あー、嫌なモノ見たなぁ、ゆっくりショップにでも行くか」 家を出てからも見つからなかった目的は、ようやく見つかった。 ゆっくり一家はたった一言で勝手に崩壊した。 ゆっくりのゲスは誰よりの何よりも自身が一番可愛く、一番ゆっくりしていると信じて疑っていない。 当然、その何処からか溢れてくる自信は他ゆんに聞くまでもなくそう信じているため、誰が一番だなんて聞かない。 他ゆんもそう思っていると、勝手に思っているから。 自分がなによりも一番だから。 anko1083 サンプル anko1097 暗く湿った穴の中 anko1308 すろーりぃな作戦 anko1394 投げた! anko1425 声 anko1477 さよなら生物 anko1503 山彦恋慕 anko1632 親の脛かじり anko1739 楽しい朝餉 anko1823 梅雨が来て、人が来て anko1879 飼い(仮)ゆっくり 子れいむ anko1890 一緒に遊ぼう anko2053 ゆっくり地獄鍋 anko2216 真夏のオアシス 15作目です。 では、最後まで読んでいただけたら幸いです。
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サンタ壁紙二号 保存ページへ 昨日の絵に帽子をかぶせてみたw こんにちは、CBで命を狙われている司馬ですw なんかねー、復帰すると袋叩きにされる模様ですww それでも死にに行く司馬クオリティを主張しようかどうしようかww CBでは飛行時間が短い分陸戦強要・・・望むところなわけですが敵には陸戦得意な人もいるというw 良い子の皆、 ノ リ で 打 倒 組 と か 結 成 し ち ゃ ダ メ だ よ ? 以上。 これは酷いwww なんという声優付きwwwww 大丈夫なのかCSwwwww -- リアルタイムレビュー@司馬 (2008-12-12 15 05 26) 前のデータは消えてるみたやねー・・・ -- リアルタイムレビュー@司馬 (2008-12-12 15 09 43) うぁwww クリムローゼ(トップ絵になってる機体)多いwww これは酷いwwwww -- リアルタイムレビュー@司馬 (2008-12-12 15 36 13) 町の中を散策してるんですがー・・・ 1/3以上がクリムローゼという異常事態www 釣られすぎだよみんなww -- リアルタイムレビュー@司馬 (2008-12-12 15 48 17) わーい、ファットマニモが無限にアタックしてくるよぉww(ラグ) いやぁ、流石に重いw -- リアルタイムレビュー@司馬 (2008-12-12 16 34 24) ユニオンウォーズ観戦むっちゃ楽しいwww 他人に乗り移って見てる的なww -- リアルタイムレビュー@司馬 (2008-12-12 16 56 39) ローゼに釣られた自分が通りますよー -- proto (2008-12-12 17 25 59) わー、釣られた人だーww ユニオンウォーズで狙撃してるのけっこう楽しいw -- 司馬くん (2008-12-12 17 55 00) ダッテアレハツラレルシカナイジャナイw それはそうと司馬さんと一戦やりたいなぁ・・・w -- proto (2008-12-12 21 14 22) 陣名ところで言うのもなんですが、フレ登録(CB)よろしくお願いします、司馬さん 返答待ってます。CBの名前教えてくださいw -- kurosi (2008-12-13 17 20 47) 司馬くんです。そのまんま司馬ですww 一応言っておくと存続するか決めかねてますんでw -- 司馬くん (2008-12-13 18 18 03) あ~、りなCBにいる時、ほとんどのフレがいないww 司馬くん、いつINするのやら。。。 -- りな (2008-12-14 12 44 24) 名前 コメント 参考URL:りなっちのC21内、ぐっ。。。負けた。。。(´・艸・`;)
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P「全員処女でしたよ?出血してましたもん」小鳥「」 執筆開始日時 2012/06/10 元スレURL ログ速URL 概要 春香 まるで恋人のように 伊織 おもらしいおりん あずさ 酔ってたなんて言わせませんよ? 千早 いいなりになーれ やよい ふしぎなおくすり 真 手錠と涙と乙女と快感 雪歩 お散歩ゆきぽ 律子 くすぐったいです 亜美 アダルトレッスン 真美 大人の階段 美希 春眠暁を覚えず 響 何でも聞きますご主人様 貴音 それでも私は…… 小鳥 「そ、それじゃあ 15で……」 タグ ^音無小鳥 ^R-18 まとめサイト 森きのこ!